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レボリューショナリー・ロード~燃え尽きるまで

仕事帰りに、久しぶりに映画館へ。
気になっていた「レボリューショナリー・ロード~燃え尽きるまで」を観ることに。
ポップコーン片手に最後列(けっこうこの席がお気に入り)で鑑賞スタート。

・・・すぐに食欲失せる。

もう、何というか、他人事とは思えない「妻」のシチュエーション!リアルすぎる。
私が「結婚」や「子どもをもつこと」に対して漠然と抱いている恐怖がそのまま映し出されているような映画でした。おお・・・。怖いぃ・・・。

「夫婦愛」というよりも、「自我の呪い」とでも呼ばれそうなものが主軸じゃないでしょうか。
私の人生のテーマにかなり大きくかぶっていて、何とも言えない気持ちで鑑賞し終えました。
主演ふたりの熱演もさることながら、個人的に、心の奥底にガツーン!とぶつかった映画でした。これが2009年最初に観た映画というのが、何だか妙に暗示的な気にさえなります。

あまりに考え込みすぎて頭が熱かったので、そのままふらっと2本目を観ました。
「K-20 怪人二十面相・伝」。何も考えずにぽーっと面白く観られるかなと思ったのです。
でも、「金城武の声がいいな」とか「松たか子の肌は相変わらずむきたまごみたいだ」とか「金城武と要潤はソックリだ」とか「中村トオルの目は相変わらず死んだ魚のようだ」とか、どうでもいいことばかり思うだけで、気がつくと前作のことを考えているのでした。重症。

とりあえず、「レボリューショナリー・ロード」は、カップルや夫婦では観ないほうがいいんじゃないでしょうか。あと、“自分探し”をあきらめきれない人にもお勧めしません・・・。

では、今日はこのへんで、寝ます。またいずれ感想書くかも。
by saku_2425 | 2009-01-28 01:06 | 映画をみる
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