夏に向かう日々

今日も本当にいい天気でしたね。
昨日、朝からみっちり出歩いていたので今日はとことん寝てやろうと思っていましたが、
午前中にふと目覚めると、何だかすでに部屋の中がきらきらしてるんすよ。
休日の至福は「二度寝」である!と私は断言できますが、今日は思わず起きちゃった。

だってだって、差し込んでくる光のやわらかさ、透き通った空の水色、風のさわやかさ。
どこからか花の匂いがして、静かで、鳥の声が聞こえて、ここは天国か?みたいな。
こんな天気なら、そりゃあ掃除でしょう、洗濯でしょう(←とことん主婦)。
予定のない休日はたいてい一日中パジャマ姿でうだうだしているのですが(ものぐさ)、
今日はジーンズに着替えて、軽く汗をかくくらいけっこうまじめに掃除をしました。スッキリ。

深く満足した後は、軽くごはんを食べて、居間のソファに寝っころがって本を読む。
パタパタと風にはためくシーツやその他の洗濯物が、なんかすっごく幸せそうに見えました。
ああ・・・、もうすぐ夏がやってくるのですねえ。どきどきするなあ。
春の日差しも好きだけど、夏の、あの暴力的な白い光にはほとんど酔わんばかりになります。
肌や、頭をじりじりと灼くあの感じ。頭を撫でられてる犬のようにうっとりしちゃいます。

春も好きで、夏も楽しみなんて、幸せだなぁ~!!

今日読んだ海堂尊さんの『極北クレイマー』のひと言感想を。
問題提起てんこもりでスカッと溜飲を下げるところがなく、けっこう後味が悪かったかな。
白鳥・田口シリーズではありませんが、姫宮さんは出てきます。
よく読むと『ジーン・ワルツ』とも繋がってたりして、改めて「桜宮サーガ」の存在を思い知らされる。
でも、海堂さんが描く全体図があまりに大きくて、うっかりすると読者は迷子になっちゃいますな。
登場人物がほとんど「普通のひと」だというところが、海堂シリーズにしては珍しかったです。

ついでに、穂村弘さんの『整形前夜』。
相変わらず天才的な言語センスに驚かされ、胸を掴まれ、感心させられます。
ただ、いろんな媒体にさまざまなテーマで書いたエッセイを一冊に収録しているものだから、
単行本としてのまとまりがすごく悪いのです。もう少し何とかならないものか、編集者さん・・・。
穂村さんは器用なひとなんでしょう、求められる角度に応じて「別人か?」と思うほど筆を使い分けているので、続けて読んでいると作者の存在感が統一されなくてくらくらしてきます。
そういう意味で、単行本一冊まるごとひとつの連載という『現実入門』がいちばん好きです。

あと、DVDで『潜水服は蝶の夢を見る』を観ました。
乙一さんの『失はれる物語』を思い出しました。そして、あれを読んだときのどうしようもない、ひとかけらの希望も感じられない、もう何とも言えない後味の悪さも。ほとんど怒りだったな、あの気持ちは・・・。
なので、びくびくしながら観ましたが、色彩豊かでユーモアもあり、心に残るいい映画でした。
乙一さん、あれ以来ほかの作品を読む気がしなくて読んでいないけど、どうなんだろ・・・。

『ハイスクール・ミュージカル』1、2も観たし、忙しいながら楽しくやっている夏に向かう日々です。

極北クレイマー

海堂 尊 / 朝日新聞出版


整形前夜

穂村 弘 / 講談社


潜水服は蝶の夢を見る 特別版【初回限定生産】 [DVD]

角川エンタテインメント


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by saku_2425 | 2009-04-20 01:22 | うたかた日記
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