チャイとマイケルとエンデの日曜。

昨日は休日出勤で、一日めいっぱい頑張ってきました。脳がフル回転で煙が出そうでした(笑)
仕事というのはいとも簡単に達成感・充実感を味わわせてくれるシステムになっているので、精神衛生上とてもいいと思う。自分の手に負えるサイズに切り取ってから、ということですが。
でもその仕事がどこまで自分の芯に結びついているかで、充足感の度合は変わってきますね。

毎日充実してるけど、充足はしていない気がする、みたいなね。
大多数の人々にとって、ある意味、自分探しは一生続くんだろう。

さて、それはそれとして昨日の振休を明日もらったので、今日から2連休です。
明日は病院やらの予定を入れたので、しっとり曇りの今日は完全引きこもりで過ごします。
午前中はのんびりと家事をして、シナモンと生姜をたっぷりいれたチャイをポットにつくりました。
そして昨日買ってきた、マイケル・ジャクソンの『THIS IS IT』をじっくり聴く。

CDを自分で買ったのはどのくらいぶりだろう・・・。小谷美紗子のアルバムを3枚まとめて買ったのが最後か。とすると1年ぶり?そもそもこの家にはコンポもないんだよ。
iPodをつないだマグカップ型スピーカーから場違いに流れ出るエッジの効いたマイケルの声。
チャイを啜りつつ、歌詞カードをじいっと眺めながら真剣に聴く(いつも最初にCDを聴くときはこうする)。

マイケル・ジャクソンという人は間違いなくスーパースターなんだけど、ほぼ知識ゼロ状態で観に行った映画『THIS IS IT』では繊細な白い花のような、揺れて透けてるような動きをしていた。
歌声は硬くてよく伸びてて刹那的で、どこをとっても切実で、空気に妙な沁み込み方をしていた。
周囲に広がっていくのではなくて、あくまで上にしか伸びないような歌い方だった。声は一旦上に昇ってから地に降って来るのだ。ちょうど蒸発した水分が雲になって雨になってようやく地に戻ってくるように。

あれは映画だからかな、と思ってサントラを買ってみたのだけど、やっぱり同じような感覚がある。
マイケル・ジャクソンはいったいどこに向かって歌ってるんだろうなあ。
一旦全て聴き終えたので、後はiPodで折りに触れ聴きこもうと思います。耳に馴染んでいくうちに新たな発見が何度でもありそうな、そんな音楽ですね。私の初マイケル・ジャクソン体験は始まったばかり。

さて、今日は本を読みます。2000年NHK出版発行の『エンデの遺言~根源からお金を問うこと』。
M・エンデが金融システムや貨幣制度といった“近代経済”について警鐘を鳴らしている内容です。図書館で借りてきてさわりを読んだだけで、これは手元におきたいと思ってamazonで注文しちゃった。
今の仕事を始めて「経済」というものに真っ向から取り組むようになった私の中で徐々に育っていく「経済とは、金融システムとは、お金とは、人間にとって結局なんなのか」という疑問。それに応えてくれそうな本書です。

さあ、新しくチャイをつくり足そう。皆さんもよい日曜をお過ごしください。

マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・エディション(初回生産限定盤)

マイケル・ジャクソン / SMJ


エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」

河邑 厚徳 / 日本放送出版協会


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by saku_2425 | 2009-11-29 13:50 | うたかた日記
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