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お金で買えない健康がある

1月最後の週末ですねえ。毎年思うのだけど、1月ってけっこう盛りだくさんだな。私的に。

昨夜は珍しくアロマキャンドルなど灯して早々にベッドに入り、壁に浮かび上がる炎の影やたくさんの本の背表紙をぼんやりと眺めているうちにゴトッと入眠。そのまま10時間意識戻らず。
眠りが深かったのか、アロマのせいで普段と違う質の眠りだったのか、起きて行動を始めてからも身体の内部に眠り続けている部分を感じていました。自然とすべての行動がゆっくりになる。

ゆっくりごはんを食べて、ゆっくり着替えて、ゆっくり病院に行って図書館に行ってヨガスタジオで体験ヨガレッスンをしてお風呂に入って猫ちゃんに御礼の夕ごはんをご馳走して帰ってくる。

・・・半分寝ていたようなテンションのまま、気づけばいろんなことをしていた土曜日である。

「病院や図書館はともかく、ヨガは余計じゃない?」と猫ちゃんにまっとうな苦言を呈されました。
このヨガスタジオ、行くのは実は2度目なのです。車で5分という近所の住宅街にあり、一戸建を改装した小さくて静かなスタジオであることや、インストラクターの人たちが静かでふわふわした感じであること、何より近いのですっぴん+部屋着のまま車で乗り付けられるという気軽さが気に入って、入会を検討していました。

そして今回の貧血騒ぎにより、入会を決意。なぜならば、私はもうこんな体質がいやだからだ。
原因の話になるといつもいつも波のように「心因性」とか「ストレス」とか「自律神経」とかいう単語が聞こえてきて、ひじょうに気分を害する。害するんだよ!ストレスがない人生なんてあるかよ!!
なのでもうストレスも自律神経もヨガで全部癒すさ、癒せるんでしょ?現代人にはそういうのが必要だって言うんだろ、そうなんだろ!?と半ば逆ギレのようにヨガを自分に義務付けたのであった。

先生「今日は体験されていかがでしたか?」
サク「すべて寝転んだポーズだったのが助かりました。貧血でまだ立ってられないので」
先生「・・・でも、腹式呼吸がちゃんとできてらしたので、経験者かと思いましたよ」
サク「放送部だったので。呼吸はともかく、途中で脚の筋が切れそうでした」
先生「・・・そんな、苦行ではないんですよ?」

週1レッスン(1H)で月会費14,500円(セミプライベート)。いつまで続くだろうか。

そして明日は友人お薦めのリンパドレナージュを予約している。90分で10,000円。ヨガもマッサージも相場を知らないので高いのか安いのか分からない。絶対感覚で言えば、高い。当たり前だ。
「お金で買えない価値がある、買えるものはマスターカードで」ってあのCMは、ようするに「お金で買えない価値があるものは、散々お金を遣わないと見えてこないよ」って意味だと思う。

金銭感覚の危うさに定評がある私ですが、とりあえず今は健康のためにお金を遣おうとしている。
でも何だかすぐに飽きるような予感もする(美容にお金を遣うのに飽きたように)。
お金の遣いかたと時間の遣いかたで人生はあらかた決まる。心していこう。・・・2月から。
by saku_2425 | 2010-01-30 23:47 | うたかた日記
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