早朝坐禅会に参加する

早起き、座禅会、仕事、歯医者、図書館、美容室、結婚式、採用面接、二次会、三次会と金曜土曜のハードスケジュールをこなしてようやく落ち着いた日曜の午後です。フリーダム!

そう、金曜の「早起きの理由」とは、早朝座禅会への参加だったのでした。
うちの会社は「まちづくり」系なので、時折「地元を知ろう!」的なイベントが開催されます。
今回は近所の由緒あるお寺で座禅体験会が開かれるというので、始業前に参加してみたのです。
人が集まるイベントは苦手なのですが、瞑想とか内観とか好きなんだもん。

眠い目をこすりつつ到着すると、既に50人ほど集まっていてびびる。みんな、座禅好きなの?
裸足になってぺたぺた歩く堂内はたくさんの和室があってやたらだだっ広くて、そうだ、地域社会では「お寺さん」はコミュニティスペースでもあるんだったと今さらながら認識しました。
「葬式仏教」と言われるように法事関連でしか関わらないイメージがある寺院だけど、教会のように「開かれた寺院」も実はたくさんあるのかな・・・などと思いながら、坐蒲(ざふ・坐禅の際に使用する丸いクッションのようなもの)を抱えてしずしずと地下の坐禅堂へ降りる。

ご住職が坐禅のやりかたを説明される。見本として若いお坊さんが実際にやってみせてくれる。

住職「姿勢は結跏趺坐(けっかふざ)といいまして、右足を左ももの上に乗せ、乗せた右かかとを腹に近づけます。次に、左足を右ももの上に乗せます」

堂内に「いや、無理無理・・・」という沈黙が広がっていくのを敏感に感じ取り、「できない方は半跏趺坐(はんかふざ)でもいいです」と仰るご住職。右足を左ももの上に乗せるだけでOKって姿勢だけど、いや、これもなかなかどうして、「手は法界定印(ほっかいじょういん)を組んでください。右てのひらを上に向けて、その上に左てのひらを上にして重ね、両手の親指の先がかすかに触れるくらいに」「」ちょっと待てえええ!

何とか全員壁に向かって足を組み、坐禅スタート。あ、目は閉じないの?瞑想とは違うの?
まあでも静寂のなかで集中するってのは得意だしー、好きだしー、早朝の空気もよく冴えて気持ちがいい・・・寒い。坐禅堂寒い。だって床は土だもの。土間だもの(小上がりのようになった畳の上(「単」というそうな)で坐禅します)。
10分ほど経過した時点で集中力が切れる。我ながら早い。寒いのと、おなかがほんのり痛いのと、足が痺れてきたのと、住職さんがしずしずと背後を歩き回られてるのが気になって肩に力が入る。

そういえば住職さんがもってらっしゃる札のような棒のようなもの、警策棒(きょうさくぼう)というらしいけど、それを自ら進んで受けることもできるって仰ってた。住職さんが背後にこられたときに合掌したらそれが合図になって、肩に警策が入るって。「集中力が切れたなと思ったら警策を受けられると、その後すっきりしてふたたび集中して坐禅が組めます」・・・そうか、合掌してみようかな。受けてみようかな。

バシーーーーーーーン!!!

あ、無理です。ごめんなさい。何で破裂音のように聞こえるのかな?残響もあるよ?

何とか25分の坐禅を終え、痺れる足を精神力で支えながら禅堂を出て坐蒲を返却し、食堂へ。お粥と梅干・沢庵・昆布などが載った2皿が用意されてます。食事も修行のひとつであるために、食前・食後にお経を唱え、音を立てずに素早く頂き、最後は茶を注いで一切れ残しておいた沢庵で椀を拭ってきれいにしてから返却する。
それはいいんだけど、「全員が同時に食事を終える」というのも大事なことらしくて、食べるのが遅い私はかなり緊張しましたよ!とりあえずサパサパかきこんで味も何も分からず。

ここで修行しているお坊さんたちは毎食こうなのかなあ。生活=修行であるって大変だなあ。

その後はご住職の法話(のような歴史語り)があって約2時間の坐禅体験終了です。
いま上田紀行さんの『ダライ・ラマとの対話』を読んでいることもあって、なかなかタイムリーで興味深い体験でした。若い僧侶さんたち、何を思って日々精進されているのかしらねえ・・・。
これが流行りの「朝活」というもの?でもその後、夕刻からは眠さで仕事にならなかったので、また心身の余裕があるとき(あるいは精神的余裕がほしいとき)にチャレンジしてみたいと思います。

・・・しばらくはなさそうだけどね(笑)
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by saku_2425 | 2010-06-06 13:03 | うたかた日記
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