今日は、友人に誘われて「初めてのヨガ」という体験講座に参加してきました。
「ヨガが全く初めての人向け」ということで、今日のヨガは身体を鍛えるというより、 呼吸を意識して自分の身体や心と対話することを目的としたものだったみたいです。 詳しい人に聞くと、ヨガの極意は「自我を捨てて自然と一体になる」というもののようだから、 それって宗教(仏教かな)が求める究極の姿でもあるわけで、 指導する先生によってはかーなり怪しい雰囲気になるみたいですね(笑) その点今日の先生は、クールでやわらかく素敵な方だったので、安心して没頭できました。 とにかく興味深かったのは、先生の語彙。 マットの上に仰向けに横たわり、「全身の力を抜く」という一見何でもないポーズでも、 「力が入ってるところはないか、足先から指先まで意識をめぐらせてみてください」 「奥歯をゆるめて」 「目の奥をずーんと床に落とすような感じで」 「自分の体重を床に、地球の中心に預けてしまいましょう」等々と言われるたびに、 まだ完全に力が抜け切れていない部分があることに気づいちゃったりするのです。 「首のうしろを伸ばして」「下腹の奥にあたたかい塊を感じて」「自分の鼻を見て」 「自分の呼吸の音を聞いて」「肩をふーっと落として」「自分を遠くから眺めて」 「呼吸はからだと心をつなぐ、橋渡しみたいな役目なんです」・・・ 真剣に、自分の身体の状態を捉えようとしてると、いつしか意識が内に潜るんですね。 自分に集中してるはずなのに、自分がなくなっていく感じ。 面白かったなあ。ずっと使ってなかった脳の部分がやわやわっと動くのを感じました。 講座を終えて、一緒に行った友人に「なんか小説が書きたくなった」と言うと、 「サクはえらいねえ、ちゃんと自分の内面と対話してたんだね。 私は身体を支えきれなくて倒れそうでひーっと思ってたよ」 ・・・いや、私もふくらはぎ攣りそうだったし。だいたい腕を上げとくだけで息が上がるってどうよ。 脳もいいけど、まず身体を鍛えるのが先だなあとつくづく反省しました。 とりあえず、ジムに行くかな・・・。
by saku_2425
| 2006-05-14 22:53
| うたかた日記
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