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整骨院でマッサージ

私の日常。それは仕事で一日中パソコンを使い、家に帰ればブログをはじめとしたネットで遊び、ちょっとでも時間があれば本を読み、映画を観に行き、毎日クルマを運転する。
つまり目をむちゃくちゃ酷使している上に、慢性的な運動不足ときている。
こうなると、肩ががちがちと岩盤のようになるのはもうお約束のようなものでございます。

そう、私は肩凝りがひどい。

友人が戯れに揉んでくれようとしても硬すぎて指が入らないし、首をぐるっと回せば枯れ木が勢いよく折れるような不吉な音が響き渡る(そして周囲から大クレーム)。
ひどくなると痺れてきたり、凄まじい頭痛になったりと、厄介なことこのうえない。

耐え切れなくなるとマッサージに行きますが、やはりそこそこ値段はするし、予約を取ったりと面倒なことも多いし・・・と愚痴る私に、職場の先輩が薦めてくれたのが「整骨院」。
「予約なしでやってくれるし、プロだから腕はいいし、何より保険が利くから安いよ」
整骨院と言えば、私のイメージではマンガ「らんま1/2」に出てくる東風先生が営んでいる医院のようなイメージなのですが、背に腹は代えられないと早速行ってみました。

店内は明るく広々としていて、スタッフも若い男性ばかり。東風先生はいなさそう(笑)
お客さんは老若男女問わずといった感じで、なかなか繁盛している整骨院でした。
保険証を出して受付をしてもらい、まずは簡単な問診。
やがてベッドに案内されて、うつ伏せになったらさっそく施術開始です。

「かなりひどいですね、ほら、ここの小豆大のコウケツが血流とリンパをせき止めてます」などと実況しながらグイグイとほぐしてくれるのですが、これがもう気持ちいいのなんの!!
的確な施術に、「そうそう、そこそこ、あ~~~」と心の中で叫びっぱなし(笑)
あまりの気持ちよさに途中で意識を手放しました。あやうくヨダレが垂れるとこじゃった。

やがて起こされて、「凝りが深いので、電気マッサージもしましょう」と隣のベッドに移動し、肩部にパッドのようなものを貼られて、再びうつ伏せになって電気を流される。
痛くはなくて、喩えるなら屋根に雨つぶが当たるような刺激がとてちてた、とてちてたと規則的に続いているうちに、ふたたび眠りに落ちました。ああよく寝た・・・。

すべて終わって立ち上がると、肩が別人のようにすっきり軽くて本当にびっくりしました。
なくなって初めて分かる、「肩凝り」の存在感。
鉄の板を双肩に乗せて生活していたようなものなんだな。私は孫悟空か。

そして費用はというと、合計40分ほどの施術でなんと1,070円!激安。
初診料込みでこの値段なのだから、10分1,000円が基準のクイックマッサージ類と比較してもずいぶんなオトク感です。いやあ、いいところを教えてもらいました。
「しばらく通って凝りを散らしたら、固まった筋肉を伸ばしていきましょう」と整体士さん。
果たして私の古いゴムのような筋肉は再びみずみずしく伸びることができるのか!?
会社からクルマで15分くらいのところですが(そして家とは正反対方向ですが)、しばらくは週1ペースでくらいで通ってしまいそうです。

「整骨院でマッサージ」、いいかもですよ。

らんま1/2 (1) (少年サンデーコミックス)
高橋 留美子 / / 小学館←東風先生だったら骨がバキボキ鳴るところ。鳴らなんだ

整骨院でマッサージ_f0034543_15572840.gif老いも若きも淀みのない身体になりたいのね 
by saku_2425 | 2008-10-09 01:08 | うたかた日記
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