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オトナの段取り力

まだ2月なのにすっかり春めいた空気のなか、毎日元気に楽しく暮らしております。

先日は東京で一日研修を受けてきました。名づけて「段取り力アップ研修」。…すみません、いつも段取り悪くてすみません。「これ受けてきたら?」と笑顔でパンフレットを差し出した上司の顔を思い出しながら、まじめに受講して段取り力を獲得して帰るぞ、と勢い込む。

講師「今日いちばんに心掛けていただきたいのは、たくさん発言するということです。失敗することは恥ずかしいことではありません。まずバッターボックスに立つ!」

あ、あの、それは段取り力と関係あるのでしょうか?

その後もやたらとグループワークが続き、グループ内でなぜかリーダーに指名されたこともあって大忙し。忙しすぎて笑えてくる。模造紙に付箋をはったりマジックの色で悩んだり、何だか小学校の社会学習チックですよね!30人もの大人が部屋をうろうろ歩き回る。

講師「質問があればなんでも言ってくださいね」
参加者「あの、急ぎの仕事があるときに、急にミーティングの予定を差し込まれたらどのように対処すればいいのでしょうか?」
講師「そうですね、『予定は前もって言ってほしい』と言いましょう!」

先生、質問者の方が明らかにがっかりしています。

講師「さて、終了時間までもう少しですが、時間が足りずにレジュメが1/3残ってしまったので各自で読んでおいてください!」

だ、段取りワルーーー!!

その後、同グループの方々から「研修内容はともかく、皆様と知り合えてよかったです」「研修内容に限らず、いろいろな刺激を受けました」「皆様との交流が非常にいい経験になりました」等のメールをいただき、オトナ達のオトナ語遣いに感じ入る。返信メールを打っていると、またメンバーの方からぴこんとメールが届く。

「サクさんの言葉遣いがとてもきれいで感心しました。よろしければ僕とお友達になってくれませんか?プライベートアドレスはこちらです。メールで文通しませんか」

オトナにはいろんな段取り力があるのだなあと感心しきりの研修体験でした。
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by saku_2425 | 2011-02-28 00:06 | うたかた日記

友達の友達は

連休中日の日曜日、知り合いから声をかけてもらって飲み会に顔を出してきました。ひょんなことから誘われたのだけど、簡単に内容を聞くには、どうやら「友達の友達は友達」というコンセプトの元にいろんな大学の学生さんたちが集まる飲み会らしい。

「友達の友達は友達」・・・。私の人生にはなかった言葉にしばしショックを受ける。
友達の友達」は他人じゃない?せいぜい知人。そこから友達になるかどうかは全く別の話であるし、そもそも「友達の友達」になんて興味ないぞ。恋人の友達ならまだしも。

ということを色々考えていたせいで、「そもそも学生さんの飲み会に社会人が参加していいのか」という肝心な点をスッポリ失念する。「どんな雰囲気の集まりなんだろ~」という好奇心のみでほいほい出掛け、会場の居酒屋で「これに自己紹介を書いて首から提げてください。なるべく印象づけられるように文言を工夫してください」とカードを渡されたときに初めてびびる。

こっ、ここにいる30人もの学生さんたちは何を目的に集まっているんですか?婚活?(違う)

ドキドキしながら周囲を観察していると、びっくりするくらいきちんとした「社交」が繰り広げられている様子が見えてくる。参加しているのは大学1年生から院生まで様々だけど、基本的には学生さん。「自己紹介カード」を見せながら席を替わって話し込んだり、携帯で連絡先を交換したり、名刺交換までしている様を見て感心していると、「お隣いいですか?」と学生さんがやってきて、(合コンみたい・・・)と思いながら話す。

話を聞くと、起業を計画していたり、学生だけでカフェを経営していたり、フリーペーパーを編集していたり、映画を製作していたり、何だか本当に「目的意識」を持ってる人ばかり。明らかに異端者である私(社会人という点においても、参加した目的を持ってないという点においても)は壊れたオモチャのようにひたすら「えらいね~」と繰り返すしかないのでありました。

こういう、エネルギーがあって前向きでコミュニケーション能力(好きな言葉ではないけど)がある学生さんがこれからの社会を動かしていくのだろうな、と思いつつ、ふと自分を省みる。

ネットワークをつくりたいとか、たくさんの人とコミュニケートしたいとか、そういうシンプルに外に向かう力強い欲求をこれまで私は持ったことがない。会社の名刺でネットワークづくりに勤しむことはあるけれど、それはあくまで会社員としての責任感であり、「やりたいかやりたくないか」と言われると、やりたくない。

ひとりで静かに暮らしたい。雑多な世界はただ眺めていたい。交流するときは本気でしたい。

友人に「箱庭主義」と言われたけれど、本当にそうなんだろうな。人見知りはしないし、人と知り合うのは面白いけど、漠然とした知り合いをつくりたいわけじゃない。やっぱり私にとって「友達の友達」は他人であって、他人と一緒に時間を過ごしたいとは思えない。同じ時間を共有することが純粋な喜びとなりえる人、それが私にとっての友達の定義だ。

いろんなことを感じた面白い飲み会でした。でもこの飲み会で内定者の子と出くわしてしまい、プライベートと仕事モードが入り乱れてパニックに陥ったので、今後はもう参加しない(定期的に開かれているらしい)。ち、違うの!学生と偽って参加したわけじゃないからね!学生と偽って参加することに何のメリットがあるのか分からないけど違うから!内定者の子の「何でここにこの人が・・・」という茫然とした目が忘れられない。

でも個人的に「友達の友達は友達!」と言いきれる人はとっても好きだよ。誘ってくれてありがとう。
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by saku_2425 | 2011-02-14 02:33 | うたかた日記

スイマーの思惑

ごうごうと風が吹きすさぶ音が骨に沁み入るようでどきどきしている夜更けです。
連休初日の昨日、長風呂したり部屋を片付けたりしているうちに外出する気を失くし、ベッドでうごうご本を読んでいるうちにスイマー達に懐かれ、何だかやけっぱちになって布団に潜り込んだのが17時。浅い夢を繰り返した後22時に真っ暗な部屋で目覚め、心細さにしばし泣く。

読んでいた本が伊藤計劃『虐殺器官』というのもいけなかったのか。

それはともかく、この頃やたらとスイマーが急襲してくる。会社では滅多に眠くならない性質なのに、最近はパソコンに向かいながら頭がぐらっとするときもあるし。
先週はクユラ家で新年会だったのだけど、恒例の夜更かし(アルコールとWiiに興じる)もパスして早々にひとり寝室に引き上げました。「どうしたのー」「珍しいー」とクユラと猫ちゃんがひな鳥のように口を揃えていましたが、どうしたんだろうねえ。結局10時間がっつり寝ました。

ちょっと早い春眠かとも思いましたが、色々考えを巡らすに、1年前の大嵐をカラダがメモリーしているのではないかという気づきに至りました。1年前の2月、それは私が1日検査入院し、母が1週間心療内科に入院し、退院したと思ったら今度は心肺停止で救急搬送されたという悪夢の一ヶ月。
思えばあのとき、私はろくな眠りを味わっていなかったのだった。長崎では病院のソファーやら母のいない実家やらでうずくまってちょこちょこ眠り、福岡でも携帯を枕元に置いたままびくびく眠る。

現実がつらいときは眠りは癒しにはならない。目を覚ますたびに深い絶望に囚われるもの。肉親の危篤と一緒にするのはどうかとも思うけど、失恋したときもやはり眠りが拷問になったな。
目を覚ますとまたつらい一日が始まるから眠りたくない、でも眠らなきゃ身体が持たないから無理に眠る、そんな私をスイマー達はどんな思いで見ていたのか。

そうかそうかスイマーよ!君たちも寂しかったんだね!彼らが「ないがしろにされた2月」を取り戻そうといつにも増してふやふやと寄ってきているのではないか。あるいは「2月はよくないことがある」→「眠れなくなる」→「寝れるときに寝とけ」という身体のシグナルか。前者のほうがイメージが平和的なので、前者説ということにしておきます。

ということで、眠いときにぐっすり眠れる幸せを噛み締めつつ、スイマーとの蜜月(いささか愛が重いけど)を過ごしたいと思います。
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by saku_2425 | 2011-02-12 04:25 | うたかた日記

黄色い節分

ずいぶん暖かくなりましたが、貧血の私は相変わらずの低体温を誇っております。せっせと病院に通って造血剤を打っていますが、両腕の刺し痕が青黒く沈着して何だかやばい人みたいな見た目になってる。
お暇だったらしい院長先生(海堂尊似)がわざわざ処置室を覗きにきて、「やあ、可哀想なことになってきましたね。でも注射がいちばん効果があるからね」と慰めてくださる。そんな先生に注射の準備をしていた看護師さんが訊ねる。

看護師「前回の検査から2週間経ってますから採血してみましょうか?」
先生「いいです、数値見たくないから。どうせまだ下がってるもん」

うわ、即答された!にこやかだけれど、前回から1週間通院をサボったことが先生の心に刺さっているらしい。すみません!ゾンビ一歩手前の身分で身の程知らずなことをいたしました!
心を入れ替えて(というか体調が待ったなしだし)これからは毎日通います。仕事なんて知るもんか。だから私に溢れんばかりの鉄分を与えたまえ!

看護師「うーん、今日は血管の機嫌が悪いわね~。逆流するわ。入れ!エイ!エイ!」

血管め!この身の程知らず!

そんな日々を漫然と送っていたら、同僚のちびみどりちゃんから「おかめくぐりに行こうよ」と誘われる。近くの神社に「おかめ」なるものが存在し、それはどうやら「節分」に関連するものらしいという程度の知識でランチタイムを利用してほいほいついていき、皆でおかめをくぐったり写真を撮ったりする。
その様子を撮影した写真をあとから見てみると、私はとても、黄色いのであった。

サク「私、黄色くない?」
ちびみどり「私も思ったー。青白いよりいいけどね。ミカンの食べすぎじゃない?」
サク「ミカンはお正月からこっち食べてないの」
ちびみどり「じゃあバナナの食べすぎじゃない?」
サク「・・・」

そして今日はまたしてもちびみどりちゃんが買ってきてくれた恵方巻を食べました。こういう行事を大切にする素敵女子におんぶに抱っこで節分気分を味わった私はきっと素敵女子じゃない。
今年の恵方が私の席の方角だったため、ちびみどりちゃん達が私の方を向いて黙々と恵方巻を食べている光景が楽しくて、携帯を向けて写メを撮る。そして彼女らから激しく「こっちじゃない!あっちを向け!」と無言のジェスチャーを受ける。しょんぼりうつむいて自分の分を無言で食べる。

そんな節分でした。せっかくなので今年はたくさん福がくるといいな。そして早く黄色くなくなればいいな(造血剤の作用らしいです。まじでか)。
日々をていねいに暮らしている素敵女子の日常はこちらで。私も鬼門の2月をぐっと心に力を入れて乗り切りたいと思います。
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by saku_2425 | 2011-02-03 23:12 | うたかた日記

べビすけ、おにいちゃんになる

1月最後の日曜日、雪が舞う中を一年ぶりに親友ユミコの家に遊びに行ってきました。
赤ちゃんだったベビすけちゃんが幼児になっていて瞠目する。お、大きくなったねえ!
最初はパパにしがみついてじーっと警戒する目で見ていましたが、徐々に慣れてきて、最後は抱きついてきたり膝で寝てくれたりして本当に可愛かったです。

ユミコのお腹は再びふっくら丸くなっていて、べビすけちゃんは3月におにいちゃんになります!
もうべビすけでもないね、おにいちゃんだもんねーと、ぐっすり眠っている小さなカラダの熱さを味わいながら感慨にふける。もうすぐ結婚6年目を迎える親友夫婦はこうして着実に家庭を築いているというのに、私ときたら、ううう・・・。

「ところで聞いてよサク!サクに話したいことリストが1年分たまっちゃってるの~」
「いや、まず俺の話を聞いて。とりあえず直近のことから話したいんやけど、ユミがな・・・」
「ちがうよ、それはあたしが言ったからでしょー。あたしって偉いと思わない?」
「いやいや、俺もすごくない?フツー旦那さんってそこまでせんやろ?滅多にないやろ?」

あ、あの、べビすけちゃんが起きちゃいそうで、私うなずくしかできないけどいいでしょうか。

ふたりがあけすけに話してくれるおかげで、独り身でありながら「夫婦の家事分担」から「お小遣い制」「幼稚園の選び方」「通わせたい習い事」「スイートテンダイヤモンド」まで真剣に考えることになる。いやー、勉強になりますなあ!いつか結婚するときがきたら参考にしたいと思う。「旦那さんが夜中に不満をぶちまけ始めたら、とりあえず千円札を渡してみる」とか。

でもユミコと私は中学生の頃から性格が真反対の親友同士なので、参考になるかはちょっと不安。

「ところでサク、そろそろさ、何かいい報告はないの?」
「ごめんね、ふがいなくて・・・」
「いいんだよサク!サクの相手はよっぽどすごい人じゃないと務まらないもんね!」

親友に励まされ(?)つつほのぼの家庭からお暇してきました。次に会うときにはさらにちっちゃな可愛い子がユミコのそばにいるんだと思うと、確実に進んでいく時間の針を実感します。今年も早々に1ヶ月が終わりましたね。一月は逃げるというけれど、私にはなかなか地に足のついた1ヶ月だった気がします。2月もキョロキョロしながらにこにこ歩いていきたいなあ。

追記)1年ぶりでも絵本のおねえさんは健在!今回は『おばけなんてないさ』『ちいさなあなたへ』の2冊を買っていきました。次回は何にしようかな~わくわく!

おばけなんてないさ (せなけいこのえ・ほ・ん)

槇 みのり / ポプラ社


ちいさなあなたへ (主婦の友はじめてブックシリーズ)

アリスン・マギー / 主婦の友社


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by saku_2425 | 2011-02-01 00:43 | うたかた日記